夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

J・P・ホーガン「星を継ぐもの」

2003-12-01


私には海外SF属性が全く無い。勧められて「夏への扉」を読んだけど、ロリコンおやじの妄想にしか読めなかった。あと、ハヤカワや創元の紙質とフォントが苦手(好きなのは文春文庫)。カタカナ名前もつらい。
そんな私に「これがだめならもうSF読まなくていいと思うよ」と職場の先輩が貸してくれたのが「星を継ぐもの」。共用棚に文庫本を山と置いてるのはどーゆー会社だよ!


結論:面白かった。

最初の50ページは眠くなったけど、チャーリーが出てきて、データと新発見と仮説とそれをひっくり返すのとでどんどん話が進みだしてからはノンストップゴーゴー!(意味不明)男のロマンとか宇宙の神秘とかそういうのはどうでも良くて、謎→解決→新たな謎→仮説→(以下無限ループ)ってのが好きなのよ私は、と再確認しました。

"コリエルとチャーリーの共存"が解決しないのは、続編があるからなのね。読むべきか、でも1作目ほど面白くないとか聞くしなぁ。