先月から読んだ本
- 宮部みゆき 「ぼんくら (上)(下)」
- 連作短編+全部をつなげる長編の構成だが、長編部が間延びした感あり。前半の短編のほうが好き。
- 藤原伊織 「雪が降る」
- イオリンの文章は品が良い。こんな文章書けたらいいなぁ。
- 加納朋子 「ささら さや」
- ごめんなさい。最後の2編読んでません。途中で疲れてしまった。子供を育てたことがないので、子供がかわいいと思えないからかなぁ。
- 酒井順子 「容姿の時代」
- こうも冷静に観察されると、わが身をいろいろと顧みてしまう。「女性誌によくある”ちょっとしたパーティ”なんてものはない」に大ウケ。
- 畠中恵 「しゃばけ」
- あやかしの見える病弱若旦那とお付きの妖怪(普段は人)の設定は○。が、時々文章に余り感があるのが気になる。卒業式のとき体育館に敷くビニールシートにしわが寄って、伸ばしたいのにパイプ椅子が置いてあるから直せなくてずーっと気になってる感じ。
- 江國香織 「スイートリトルライズ」
- この夫婦、このままなんだろうか。怖い。
- 小林紀晴 「ASIAN JAPANESE」
- きっと私はアジア苦手だと思うんです(仕事で行ったからだけじゃない)。読んで旅いいなぁと思っても、行きたいのは京都だったりするんです。まずは英語からはじめようかな……
- 浅倉卓弥 「四日間の奇蹟」
- 大ネタが某有名作品とかぶってると前半で分かるので、展開もだいたい読めるのだが、最後に泣いてしまった。不覚。最近本屋でよく積まれてるのは、メッタ斬り効果?
- 須賀しのぶ 「流血女神伝 帝国の娘(上)(下)」「流血女神伝 砂の覇王(全8巻)」
- 十二国記より恋愛要素が多目なのがコバルト風味。設定集ほしい。大陸各国の民族・宗教分布とか年表とか(←フェチ)。「女神の花嫁(前編)」読んで続きをパラパラしたら暗さに読むのが止まってます……
- 佐藤真由美 「恋する短歌」
- 林あまりはどう?>PON
- 柴崎友香 「きょうのできごと」
- なんでもないことを言ってるのに大阪弁だと意味があるように聴こえてしまう。