夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

ヴォルフガング・ティルマンス とか。

Wolfgang Tillmans "New Photographs" @ WAKO WORKS OF ART

>> http://www.wako-art.jp/main/ja.html
オペラシティ・アートギャラリーの個展と並行して、ワコウ・ワークス オブ アート でもヴォルフガング・ティルマンスの新作展覧会が開催中。3冊目のアーティストブックも出るらしい。前2冊は都写美やABCで見かけたけどまだ持っていないので、この機に捕獲しよう。

ヴォルフガング・ティルマンス展 | Freischwimmer

>> http://www.operacity.jp/ag/exh55/index.html
オペラシティのほうは、閉館1時間前以降に入場すると半額になる夜間割引があるそうだ。金・土は9時まで開いてるから今日あたり行けるだろうか。
アーティストトークはやっぱり大入りで、作家本人も体調が悪くて大変だったらしい*1。一度聞いてみたかったなぁ。

思いかえしてみる

ティルマンスの写真を初めて意識的に見たのは、レベルXで都写美へ行きミュージアムショップでポストカードを物色していたときで、そこにあったカードの中で一番気に入った写真がたまたま彼のだった*2。その写真はわりときれいめなものだったが、そのままミュージアムショップにある作品集を見て、作品たちを覆うトーンに胸をわしづかみにされた。ゲイが写っているわけでもないのにゲイっぽいのだ。その後作品集を見ると確かにゲイを撮ったものもあったが、作家本人の略歴は全く知らない、もちろんセクシュアリティなど知らない状態で見た最初の印象は、私自身ができれば軽いこととして扱いたい事柄を引きずりだされたような感じだった。

*1:栗原さん仲俣さんの日記に詳しい

*2:プールから上がるときに使うプールサイドのてすりを写したもの