津田大介「だれが『音楽』を殺すのか」& 音殺の追加脚注
音楽配信メモさんとこから。
順調に増刷された「だれが『音楽』を殺すのかの追加脚注がはてな上で公開されました。
>>音殺の追加脚注
「音殺」はだいぶ前に読了しましたが、感想書いてなかったですね。現状の音楽業界とユーザの間に存在する問題（輸入権、CCCD、ファイル交換、音楽配信など）がわかりやすくまとめてあります。私自身、それぞれの問題については、ネット上で断片的に原因やその時々の状況を見ることはありましたが、経緯や背景をきちんと理解せずに自分の手の届く範囲（CCCDがプレイヤにかからないとか、輸入盤が買えなくなるとか、うちの製品買わないよとか）での実感のみで話してきたことが多かったので、これ読んで頭がかなりクリアになりました。特に、輸入権の法律的な問題や業界・政治がらみの部分なんかは、目から鱗がぼろぼろと。政治家も業界のお偉いさんも何やってんだよ。音楽を金儲けの道具にしか見てない人にムカつきました。音楽を聴く人なら必ず読んでもらいたい1冊。
その後、キリンジのライブで堀込（兄）がコピーや逆輸入盤の話をした*1のに過敏に反応してしまいました。
