夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

J-WAVE LIVE 2000+5 2日目

8/20(Sat) @代々木第一体育館

最近じゃ野外の夏フェスに行く若さが無くなり、行くのはJ-WAVEだけ。今年はスピッツウルフルズ >> シカオ で2日目に参戦。シカオ見なかったのは初めてだ(というか、1、3日目の人選が偏りすぎっつーか、いろんな人種で争奪戦させようとしてかえって魅力をなくしてる気がする)。ママン(仮名)に J-WAVE PASS先行で取ってもらったのはアリーナAブロック正面右。初アリーナ。肉眼でフレット位置が分かるよ!大画面いらずだよ!ありがとうママン!


若手組はというと

  • レミオロメンの「南風」でつかみはOK。客の大半はスピかウルフルのファンみたいだが、サビでちゃんと振り付き(スピッツで言うところの「スパイダー」の、ウルフルズで言うところの「SUN SUN SUN '95」の、シカオでいうところの「このところちょっと」のサビの手振り)でノルのね。シングル主体の選曲の最後に「3月9日」を持ってくるとこも、場を分かってるなといった印象。「コスモス」が聴けたのも良かったな。
  • GOING は最近全然聴いてなくて、三ツ矢サイダーしか分からんかった。ガーッと盛り上がるわけ曲なわけでもなく、平坦だったかなぁ。
  • カエラのショートボブはかなり剃りこんでる。MCが3組で一番元気だった。ツレいわく「sakusakuとは大違いだね」。途中何度か土屋アンナとかぶって見えたわ。


で、3組終わってまだ6時。残りをベテラン勢が各1時間半なんてそんな太っ腹なことしてくれたら嬉しいのに(スピのツアー取れなかったことなんか忘れてあげるわ)と勝手に妄想膨らませてると、ステージ上にピアノ出現。クージー*1もミッキー*2もピアノは弾かんだろ。ドラムセットはパーカッションになってるし。これはアコースティック?これってもしかして、シークレットでJ-WAVEに帰ってきた男が出るのか??と期待を持ちつつ、ステージに現れたのはやはり、ピンクのサマーセーターを着た「やんごとなき事情でシークレット」平井堅。控えめに5曲だけのステージでしたが、いいねぇ、歌が上手い人は。安心してうたに聴き入れるよ。ここからの後半で6500円の元は取ったね。


スピッツさんは、襟が二重になってる橙がかった(ストライプなのか?襟だけ模様なのか?)シャツに黒のパンツ、シャツの裾はイン、とクージーが5人いるような衣装で(笑)。今年唯一の接近遭遇になる可能性が高いので、もう毛穴で焼き付けておこうかと。こんな大きい会場なのに、に、肉眼で表情が見えるよ、って時点でなにかすべてを放棄してしまった俺。


トリはウルフルズ。「去年は、OTという、逆らえない(笑)、芸能生活10周年のソロアーティストがいましたが」今年はピンでトリ。トータス髪切って男前上がってるし。中盤は聴かせて、前半後半はぐわっと盛り上げる。上手いよねぇ。やたらスピッツを意識したMCもイベントっぽくて受けましたわ。「暴れだす」はほんと名曲だわ。



全体のセットリストはこちらから。
  → http://www.j-wave.co.jp/special/live2005/setlist02.htm *3 *4


Secretになってるスピは↓

M1: 涙がキラリ☆
M2: 甘ったれクリーチャー
M3: 海とピンク
M4: 海を見に行こう
M5: 正夢
M6: けもの道
M7: メモリーズ・カスタム
M8: 春の歌


今年は若手30分、ベテラン40分でバチッと切る容赦ないタイムテーブル組んできたな、という感じで。去年までは、トリなら1時間は取ってあったし、アンコールだってあったのに。その上今日は "堅ちゃん ⇔ マサムネ → 飲み友達" && "田村君 ⇔ ジョンB → 復帰きっかけエピソード" ってつながりがあるメンツなんだから、最後にジョイントの1つでもしてくれたなら J-WAVE LIVE の付加価値も上がろうものなのに、ただのショウケースライブになってて残念だった。
代わりに堅ちゃんとマサムネが表紙のbridge*5でも読んで気を紛らわします。


J-WAVE LIVEって何回来てるっけと帰りにツレと話したので調べてみたら*6、2001年以外行ってたですよ。来年はどうなるのかなぁ。


「海とピンク」記念で仕事中のBGMはスピッツ全曲シャッフル祭。そんなに聴いてなかった「スピッツ」と「惑星のかけら」がわりと良くて、最近の作りこんだものより、初期のチープで薄いギターが鳴ってる曲を集中的に聴きこみ中。でも「俺のすべて」のタンバリンには勝てません。