「作家の読書道2」
作家がどんな本を読んできたのかというインタビュウ集。初出はWeb本の雑誌。
職業作家になると書くほうが主になって読む時間が減ってしまうためか(桜庭一樹の読書量は異常*1)、青年期までに影響を受けたものの話が主なので、出てくる本は古典的名作など評価の固まっているものが多い。わりとベーシックで意外性はあまりないかな。中でも絲山秋子の読書歴はすごいねぇ。人文系の固い本をその歳でよむかい!
自分が読んでえーーーっ?と思った本を絶賛してたりすると、この作家は読まなくていいかな、とネガティブ方向へバイアスがかかる。仕方ない、人生は短い。インタビュウから読んでみようと思ったのは池上永一か。ダンボールのどっかにレキオスが埋まってるはず。
- 作者: WEB本の雑誌
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2007/08/23
- メディア: 単行本
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