トークショウ「日本シリーズ 第一選 “りす×柴崎”」 @青山ブックセンター本店
雑誌が大好きなのでいろいろ読むのですが、今一番オススメする雑誌は「Re:S」、りそな銀行の企業メセナ「リーナルプロジェクト」の一つらしいです。「あたらしい"ふつう"を提案する」というコンセプトの特集の内容はもちろんですが、いち雑誌からの提案に応える富士フイルムやタイガー魔法瓶といったメーカーの姿勢がすごいと思うし、メーカーの末端にいるものとしてうらやましくもあります。
ということで、伊東俊介×Re:S写真展「日本シリーズ」のイベント、藤本編集長・伊東写真長と同誌で連載中の柴崎友香氏のトークショーに行ってきました。そのあと芝居の予定もあったので行くか迷っていたこともあり、なんだかんだで予約するのを忘れていて(いつのまにか定員いっぱいになっていたらしいですが)、でもやっぱり聞きたいと思い、15分過ぎたくらいにダメもとで会場に突撃してみたら席を作っていただけました(スタッフの方(さこりさん?)ありがとうございます)。
【トークショウメモ】
藤本さんと柴崎さんが話される関西弁が、なんだかええなぁという空気を作ってたように思う(伊東さんはあまり話していなかったので判定できず)。話は最新Vol.6の青森行きの話を中心に、Macで動画を見ながら。動画はザクティで撮っている。いろんな企業がRe:sの提案に反応してくれてるけど、フジフイルムもタイガー魔法瓶も別にりそなの顧客だからやっているというわけではない(←これ、ずっと気になってて、結構うがった見方をしてもいた)。今までずっと広告をいれずにやってきたが、入れるとしてもRe:sの記事に合ったものにしたい。藤本さんが編集者として後藤繁雄に教えられたことがある。五色沼みたいなところやがけっぷちの取材。一つの町には一つ神社がある。大鳥居を背に、影で鳥居を作ろうとするすとりいとブラザーズ。急な坂を駆け下りる。本誌で相当数ページが取られてるこぎんの美奈子おばあちゃんが実際に話してる動画を公開!(これ、見られてうれしかった。ほんとうにしゃべりが達者で、おきゃんでかわいらしいおばあちゃんだった) 「Re:s」はほんとうに偶然がつながった出会いから生まれている。その分ボツになることや、ぎりぎりまでどうなるかわからないことも多い。たとえば柴崎さんが佐野史郎と偶然会って押しかけアピールしたことから、柴崎さんが持っていた古いアルバムに書かれた写真館の名前が佐野さんのお母さんがやっている写真館(だったかな)と同じ名前だったことがわかった。以前の号に載っていた「運」と彫られた石の来歴や、赤福のあんこ使いまわしは昔からの知恵と聞いたことからはじまった「素直に売る」というテーマの次号の話。どうやらりすのお店を出すみたい?
終わってからアンケートをがっつり書いて、写真展を見て、りすオリジナルパッケージのNatura1600とりす写真帖とりす茶を買って帰りました。後日、スタッフブログのレポートで、アンケートに書いたコメントが引用されててびっくり。*1 急いで書いたのでかなり乱筆乱文だったけど、ちゃんとスタッフのみなさんに届いていてうれしかったです。