夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

小野不由美 「丕緒の鳥」

yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]

yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]


会社を出たのが23時だったから、急いで帰りの電車で読み始める。カバーしていない本は外で読まないのに、しかも、このショッキングピンクの表紙。主上は民の心をお試しなのか。しかし7年ぶりの主上のお戻りを家まで待てないのだ民は。電車で読みきれず、家に着いてから読了。最後の10ページは水分で字が霞んでたよ。わずか50ページなのに、ひとつひとつの場面から種々の想いが胸に染み出してくるのはまさしく十二国記の世界。しかも、ものをつくる人の話だから、これはもしや主上自身のことかと思ってしまうようなところも。はぁ〜、満足。でも、これでまた7年待てなんて言わずに、続きを!新刊を!

既刊を段ボールから引っ張り出す。明日から再読だー、って「月の影…」と「風の海…」は貸し出し中 (ノД`)・゜・。だったら後ろから読むと「華胥の幽夢」を手に取り「乗月」の月渓で泣き、「黄昏の岸 暁の天」の李斎に泣いた。0時のネタバレ解禁で祭開始!行ってきます!