夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

キリンジ 10th Anniversary Tour 2008 @渋谷C.C.レモンホール (2日目)

なんだろう、この世の幸せのいくらかを集めたらこういうのになったって気持ち。結局5公演みたこのツアー。たっぷり2時間半あるというのに、回を追うごとに短くあっという間に感じられた。だから終わるのがすごく惜しくて。

昨日に比べて音も照明も良くなってたなー。

眠いんだけど、簡単に印象↓
最終日だから弾け切るぜ的な楽しさがステージからガンガン感じられた。ヤス先生が昨日も今日もすごい笑顔だったんだけども、今日はさらにめちゃめちゃ踊ってた。ギターのストラップずれるくらいに!ディビりも増量!衣装は微妙(笑)兄樹のギターソロにコーラスにうっとり。真城さん見て安心。真城さんほぼ全編シェイカー担当でめちゃくちゃ上手いですよね再び。チガさんの顔弾き&腰の落ち具合&ジャンプでこちらも連れて行かれる感増量。小松(敬称略)とヤスがかぶっていて、コーラスするときしか小松(敬称略)の顔は見れなかったんだけど、逆に言うと歌う顔は見えるということで耳を澄ます。MC中ゴルゴ状態が多かった小松くんも今日は笑顔が多かったなー。
1曲目はこれしかないだろって家路。幕が落ちて*1、ゴツゴツとしたギターが煽る。うおー始まってしまったー。ブレイク明けでヤス先生のブレスのタイミングをうかがう小松(敬称略)にくぎづけ。扇谷さんの腰の振りが気になって仕方がないジョナサン → その扇谷さんが弾くイントロの1音で期待が一気に高まる五月病。小松くんオフマイクで歌ってた雨見く。雨見くから朝焼けへの流れの美しさ。じつはフェルトじゃないってよ10周年Tシャツ。チガさんが連れてかれてたLadybird。今回のツアーで今日が一番キた引越しの歌。生で囁きCall me(キャー!) 同じMCでも乗ろうよヤス先生。ドデカは断然GH派だと思っていたけど、自棄っぱちがかなり好きなことに気がつく。兄コーラスもしっかり。悪玉が聴けるってだけで何の喜びようですか俺。マイクよこせはやく、のあとにキャー! アナログ調整でマイマイマイ〜。今日もピックくわえなかったなーエイリアンズ。愛のCodaでミラーボールキタ!ヤス先生の切ないボーカルがしみる。"今でもあなたは探しているの"からのピアノキタ!ドラム入った!ってとこが超好き。 イントロのピアノカッコイイイカロスは何回やっても上がる。扇谷さんてデ・ラ・ルスにいたんだよね。時々響きにSALTを連想するところがあるんだよなー。今回は兄樹のコーラスが安定しててうれしい。SHOOTIN' STAR なにコレってくらい超良かった!たぶんツアー中で一番しっくり来てた。今日は小松くんのタンバリンタカタカが1回少なかった? タンデムのイントロ・アウトロのタムの「ドンッ」が耳から離れない。兄樹のカウントの手つきがまたねぇ、たまらん。スウィートソウルでミラーボール再び。思い出すよね武道館。このあたり小松コーラス地帯。ここのスウィートソウル→君のことだよ→太陽とヴィーナスって流れには高樹派の私もヤス先生すごい!と認識を新たにしたこのツアー。兄樹のギターも安定してきたなー。時々どきどきするけど。イカロスやヴィーナスで手を挙げたくなる瞬間があるんだけど自重。もしものときはみたいな明るい曲でライブが終わるっていいな。アウトロで音が小さくなってからまた大きくなるところ、お互いを見ながらタイミングを合わせているところ、そんなバンド感あふれるキリンジが見られるようになってうれしい。グレイハウンド・マンはひとやすみタイム。神がかった千年紀末。ツアー期間中、千年紀末がすごいんだよって言いたくて仕方なかった。帝都随一のサウンドシステムがぁぁぁぁっ!その後の流れがぁぁぁぁっ!あーやっと言えた。誕生日!なにこのしっくり感は!最終日の最後の曲、そりゃ盛り上がらないはずはないが、このバンドの最高の状態が出た!
もしもで本編終わるのや誕生日がオーラスとか、一回終わったと見せかけてメンバー紹介に続くところとか*2、今ツアーのセトリは去年の野音がかなり影響してるんだなきっと。


あああ、終わってしまった……これからなにを支えに生きていけばと?!


本日開発された新しい日本語→ ノーナ脳 ←あのリズム隊とコーラスだったらそりゃもうしっくりくるってもんよ!

1. 家路
2. ジョナサン
 - ご挨拶 -
3. 五月病
4. 雨を見くびるな
5. 朝焼けは雨のきざし
 - 物販MC -
6. Ladybird
7. この部屋に住む人へ
8. 囁きは天使のように -Call me-
 - 兄樹が乗り切るMC -
9. 自棄っぱちオプティミスト
10. 悪玉
11. エイリアンズ
 - ディスコティックMC -
12. 愛のCoda
13. イカロスの末裔
14. SHOOTIN' STAR
15. タンデム・ラナウェイ
 - 後半の後半MC -
16. スウィートソウル
17. 君のことだよ
18. 太陽とヴィーナス
19. もしものときは

En.
20. グレイハウンド・マン
21. 千年期末に降る雪は
22. 今日も誰かの誕生日

*1:物理的に

*2:ココアドリブ、と得意げなヤス先生 in 野音DVD を連想