夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

FUJIFILM SQUARE 富士フイルムフォトサロンめぐり

東京会場その1の展示が明日までってことで定時退社でミッドタウン。六本木に着いたところで先に会場に行った友人から「りすの中の人がいる!」と連絡を受けとる。フジフイルムスクエアの2階に上がると入り口にRe:s*1の藤本さん*2とさこりさん*3が! あー、話しかけるべきか、写真見てからのほうがいいのか、あー、っと思ってるうちに、大きな荷物を抱えてお二人は帰っていきました。あぁ、いつも読んでますとか、りすライドショウ行きましたとか、D&DEPARTMENTのデザイン物産展の図録写真すごく楽しみにしていますとか、言いたかったのにー!相変わらずチキンな俺。

NATURA 100 people photograph exhibition II

NATURAシリーズのカメラもしくは、NATURA1600フィルムを使った写真の公募展。当初は応募の中から100枚を選考して展示することになっていたけど、展覧会の本来の目的を鑑みるに「コンテスト」はそぐわないのではないかと考え直して全作品(153人)を展示しました、という前書きがありました。

私が写真を撮ろうかなーと思って最初に買ったカメラが NATURA Black だったので、軽い気持ちで出してみようかなと思ったんだけど、NATURAで撮るといかにもNATURAな色(緑がかる)の写真になるのが味でもあり定型化されてしまう危険もあり、いかにもにするか逆を行くか迷った結果、NATURA1600を LOMO LC-Aに入れて撮ったものを出展してます。LOMONATURAって組み合わせもいかにもではあるんだけども。そんなの気にせず撮りたいものを撮ればいいんだけどねぇ。

他の人の作品は、子供、猫、風景が多くて、広角を活かした風景、ノンフラッシュの室内撮影、色味が鮮やかな植物とか、NATURAの特徴が出てました。子供や猫のスナップ写真を見てると、最近の自分は作品として出すためって意識が常にあってかっちりした写真ばかり撮ってるんだなぁと気づきかされました。あぁ、のびのび撮りたい。


NATURA BLOGに会場の様子が写ってました。*4 私のはここにあります。

銀塩写真の魅力 クラッセの世界展2008

NATURA展を見た後にクラッセ展見ると、同じコンパクトでもこんなに違うのか!とびっくり。写りがシャープで色も鮮やか。*5 高級コンパクト機恐るべし。重い一眼より手軽で高性能。素敵だ。危険だ。T3でお散歩もいい。GR持ってハワイもいい。いやいや、何で撮るかじゃない、何を撮るかだ。(自重)

佐野史郎写真展 「あなたがいるから、ぼくがいる」

Re:sのお二人はこちらの件で来てたのだと思う。佐野家の御先祖は医師でありつつ趣味で写真を嗜んでいる人が多かったり、佐野史郎の母方の実家が写真館を営んでいたりで、写真と縁が深かったそうなのだけど、Re:sが繋いだ不思議な縁でこの明治以降の佐野家の家族写真展が行われることになったそうです。昨年末にABCであったトークショー柴崎友香が京都で佐野史郎に偶然遭遇して突撃した話をしていたんだけど、その出会いがここでひとつの形になったのだなー。詳しくはRe:sの8号を見てね。*6

前半が佐野家代々の写真、後半が佐野史郎が撮ったもの。特に、佐野史郎の父が妻(=佐野史郎の母)を撮ったものたちが素敵だった。添えられた佐野史郎によるコメントでアラーキーを引き合いに出してたけど、ほんとに好きあってる人たちの空気感が写真からにじみでているの。子供が生まれて妻から母に変わっていく表情もしっかり捉えられているし、子供(って佐野史郎なんだけど)を撮ったものもただ子供がかわいいってだけの写真じゃないところが良かった。記録としての写真は撮っておいたほうがいいなーと思いますた。


Re:S vol.8 のこしていきたい

Re:S vol.8 のこしていきたい