夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

フォトリーディングその後

注)書き飛ばすよ!



先日、"で、フォトリーディングってどうよ?"と書いたらさっそくM氏がなんか書いてくれたので興味のある方はそちらをご覧ください。

で、結局何が気になるのかって

  • ほんとに読めてるのか?
  • 新しい情報が得られるのか

ってところだ。
フォトリーディング(1ぺージ1秒読み)は本を逆さにしても出来るって書いてあったんだけどさ!それほんとなの?してる間はピントが合ってないから読んでない、でも脳には記憶される、って具体的に視界と視覚認知情報がどういう状態なのかも気になる。
フォトリーディングして、脳にキーワードをインプットして、熟成(寝る)してから見直すと、重要なところが見えてくる、って言うんだけどさー。人間って自分に都合のいいことしか見ようとしなかったり、知ってることのほうが目に付きやすかったりするじゃないですか。だから、キーワードをピックアップする時に、漏れる情報ってないんだろうか? 自分が知らない新しい情報があっても気づかない→知らないから漏れてることにも気づかない、ってことにはならないんだろうか。

その分野のポイントがわかっていない初学者が大量に読書量をこなして考え方のベースを作る必要がある、って状況になる。例えば金融初心者の俺が今経済学の本を読んでワケワカンネー( ゚д゚)ってなってるわけだけど、これをフォトリーディングこなした場合、なーんも知らないのにキーワードを見つけてちゃんと頭に入れられるんだろうか?っちゅう疑問がある。
最近のライフハック系読書術はたいてい、"その本から何を得たいのか、目的をはっきりさせてから読め!"って言うけれど、その目的以外の情報は捨ててもOKって割り切るんだろうか。そのあたりは鶏と卵だけど、そうやってうだうだ3日かけて読み終わるころには最初のことは忘れてるって状態より、フォトリーディングして3日で3回見直すほうが得られる情報が多くなるからいいじゃん?、って論法なんだろうか。
そのあたりは、技術を身につけた後の自分用カスタマイズと、最終的には地頭の良さになっちゃいそうだ(身も蓋もなし)。

絵として覚える、って、日本語は漢字があるから絵的に覚えられそうだけど、アルファベットはどうなの?ほんとにキーワード見えるの??

リラックスした状態でミカン(ry だと、通勤電車では出来ないってこと?



とかなんとか言ってる間にやってみろっちゅー話なのだ。そこが俺とM氏の大きく違うところなんだよなー。

ようは10万かける価値はあるのか、ってとこだ。マスターして大量に読んだ本の中にあったノウハウを使って株で10万儲けたから元は取りました、っていう意味じゃない価値が。

こっそり受けて「これマジすげえよ、やってみ?」とか言ったりしそうだ>自分


Freemindはブレストで良く使ってたんだけど、この前同僚のマシンにインストールしようとしたら、バージョンアップされてて結構変わっててちょっとびっくりした。どれだけバージョンアップしてなかったんだ俺って。MindManagerは買ってくれとは言えなかったなー。高い。設計で使うソフトはもっと高いのあるけれど……



【追記】
書いた → 関連ブログ等読む(キーワード挙げ) → 風呂(熟成) → 読み返す(定着)←イマココ


読み返してみると、上で書いたことは技術的なことばかりだな、それは実はあまり重要じゃないのではないかと。M氏も書いてたけど、情報を取捨選択する(取りこぼしてもかまわない)って姿勢を自分に植え付けることと、とにかく自分はたくさん吸収してるんだって満足感を持つことが必要なのかも。たくさん読めた!→自分で情報を選別できた!→多分何かに活かせる(ような気がする)!っていういわゆる成功体験がモチベーションを上げて、なんかいいことがあるんじゃないかって気がする(超非科学的感想)。だからまず、成功するんだって信じることができないと効果が上がらないのかもしれないな。