夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

MARUZEN&ジュンク堂に行ってきた

本日、渋谷東急本店7Fにオープンした丸善ジュンク堂のコラボ書店に行ってきました。ブックファーストビルが無くなってから大型書店不在の渋谷。そりゃね、行くよね。



東急の百貨店部分は19時or20時で閉店するため、20時以降はエレベータでのみ入店可。縦長のフロアの端にあるエレベータをおりるとちょうどレジコーナーの横に出る。すぐ左手がフロアの中央を抜ける通路で、ここから見るとなかなか壮観です、奥行きが。
棚の作りや見出しを見ると本屋のベースはジュンク堂らしい。中央の通路から左右に棚が伸びている。この棚1本1本が長い。オアゾ丸善より長いんじゃないかな。寒色だから圧迫感が結構ありますね。

すいません、コッソリ撮りました。2mほどの間隔で棚が並んでいる。なのでみっしり感があります。それから特徴的なのは平積み用の台がほっとんど無い。文庫エリアはあったかなぁ?記憶が曖昧ですが、ほぼ全部I字型の棚に棚挿し&目の高さの段は面陳でした*1。レジ前の新刊コーナーは低めの棚でしたが、エスカレーター脇の特集コーナーもこの棚に面陳で展開。縦方向に延ばして棚の本数増やしてできる限り冊数を増やした印象でした。


できたばかりなのでコンテンツ面は今後の成長に期待するとして、システム的に気になったところをちょっと。

  • 棚に刺さった小分類のインデックスに番号が振られてないので探しにくい

検索機で本を探すと棚番号(社会1とか文芸2とか)とその中での小分類(経営とか日本文学とか)が示されるんだけど、小分類に番号が振られていないので、ながーい棚のどこに探し物があるのか分かりにくい。丸善の既存店舗は小分類でナンバリングできてるんだから(ジュンクは最近行ってないのでわからんけどきっとあるだろう)、そのデータベースそのまま使えばいいんじゃないのかって思うんだけど、二つが一つになるといろいろ面倒なことあるのかな。なので、分からないときは積極的に店員さんを捕まえて探してもらいましょう。

  • 新刊が分かりにくい。

ビジネス書は新刊・話題書の棚があるんですが、配置のメリハリガ少なくて、ちょっとわかりにくい。文庫は各社ごと端の棚を今月の新刊エリアにしてるようだけど、通路から見ると長い棚に埋もれてわかりにくい。これって平積みエリアが無いのも一因だと思う。できれば文庫と新書だけでも各社新刊をまとめたエリアを作って欲しいなぁ。



とにかく冊数が多いことが魅力。雑誌のバックナンバーもいろいろ置いてありました。カフェも併設されてるので、時間がある休日に来てじっくり見るのに向いてるかな。道沿いで競合するブックファーストが23時まで開いてるのに対してこちらは21時までなこと、駅から少し歩くことを考えると、ビジネス的には大変だろうと思うけど長く続いてほしいなと思いますた。


ご祝儀にいろいろ買いました。

*1:丸善だったらL字型で下が在庫入れになってる白い本棚が基本什器ですよね!