夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

重松清「世紀末の隣人」

隣人


雑誌連載されたルポルタージュ集。著者が「寄り道」「無駄足」「蛇足」と書くように、事件ものノンフィクションではなく、あくまで重松清が主体の(事件に対してそぐわない表現と思うが)紀行文的なもの。重松作品でよく感じるセンチメタルさもみられる。1編が短いので通勤中にさくさく読める。