夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

なぜ信用できないのか

あれからいろいろ考えてみた。
なぜ投資系コンサルと聞くと反射的に疑うのかというと、自分が評価される側(企業)にいるからではないのかなと。その上、たとえばメーカーなら、エンジニアや工場の人ががんばって作って営業や販売店員さんががんばって売ってくれた結果の利益を、経営者がいったい何をしたいのかわからないようなところで使って、それをコンサルコメンテータが訳知り顔で解説してると、金転がし屋の言う評価とはいったい会社の何を、実際金を産んでいる物を作っている人の何を評価して、あんな偉そうなこと言っているのかと疑問を抱く。出世するのは金でも人でも転がすのがうまい人で、そういうひとが作る社会はそういう人にわかり良いようなものになるもんなんだろうか。

まぁ、物作ったことの無い人間(投資家)が、物を作らなくなった人間(経営者)の出したマネーゲームの結果(財務諸表)を見て、結果として物作っている人間(エンジニア)を評価している構造が気に入らないのだな。