夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

本が呼ぶ

最近の対人遭遇事象に関するもやもや感(ただの思想の違いだと思うが)をネタにするときの引用として、山田詠美「ひざまずいて足をお舐め」と江國香織「ホリー・ガーデン」「つめたいよるに」を段ボールの中から引っ張り出してこなくちゃなぁ、と思いつつ出社。*1


肋間神経痛が再発し、どうにも仕事をする気力が持続せず、21時半で退社。久しぶりに平日夜、エキナカの本屋に行くと月末の文庫新刊が山積み。しかし、物を持つ気力が起きず「重力ピエロ」も「東京湾景」も「バッテリー」もやめて「号泣する準備はできていた」とオダジョー表紙の「Cut」ともう1冊だけ買って帰る。「号泣…」は初読時に"やっぱり短編は初期のほうがいいなぁ"と思いそんなに評価が高くなかったのだが(→id:nuit:20031120#p1)、今日店頭で見たときになぜか今これを読んでおかなければならない感に捕らわれ、帰りの車中から読み始め、お風呂に入りながらも読んだ。全然話を覚えていなかった。

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

号泣する準備はできていた (新潮文庫)

追記:
今月は「最後の晩餐の作り方」も文庫落ち

最後の晩餐の作り方 (新潮文庫)

最後の晩餐の作り方 (新潮文庫)

*1:どこを引用するかわかった人がいたらピーチメルバくらいご馳走するよ