夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

絶対は無い

とある閉鎖空間で、ぱど厨か出会い系嫌がらせかと思うような文章に出会ったので、素で驚いてしまった……まぁ、閉鎖空間とはいってもいくらでも抜け道はあるわけで、IPブロックかけても書き直しても、一度ネットワーク上にあげたものはどこに転がっててもおかしくはないので、晒しなのか?と受け取ってしまった自分が狭量なんだろうか。コミュニケーションの手段はいろいろあるよね、って思っていても、いざ自分の身にふりかかると、正直引くなぁ……<え?引く、ですか?


そういや先週、いくら説明しても自分の思い込んだところでしか話を展開しない人と仕事をしてものすごく疲れた。話してる間も帰ってからもぐったり感が抜けなくて、おいこらお前俺の大事な休日をどうしてくれるんだ!とできることなら逆切れしたいほどだったが、あぁ、なんか俺もそういうことしてんのかなぁ(後輩が入ってこないので、この年で職場では一番スキルが下なのだ)と思うと、自分はなるだけそういうことはしないように気をつけようと思った。


そんな時に中山可穂「ケッヘル」を読み出したら、これがまた重い話でどよーん。休日に読まないほうがいいと思った本のは「慟哭」以来だ。


ケッヘル〈上〉

ケッヘル〈上〉

ケッヘル〈下〉

ケッヘル〈下〉

慟哭 (創元推理文庫)

慟哭 (創元推理文庫)


お風呂でぼーっとしながら考えたことには、これは怒りでも呆然でもなく、困惑ってのが一番当てはまるのかも。たとえると、オヤジ系週刊誌の中吊りで"池脇千鶴限界セクシー"って見出しを見たときみたいなものだな。

月刊 池脇千鶴 (SHINCHO MOOK)

月刊 池脇千鶴 (SHINCHO MOOK)

藤代冥砂撮影なのでちょっと見てみたい