夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

秦基博 インストアライブ@タワーレコード渋谷店STAGE ONE

オーガスタと契約する条件とは、MCがそれなりにできること、ではないかと。


ということで、オーガスタ期待の新人・秦基博くんのインストアに行ってきました。インストア、昔はよく行ってたものですが(→このころ)最近はご無沙汰。気になるアーティストのライブを初めて見る時はやっぱりちょっとドキドキですな。


演ったのは→「シンクロ」「やわらかな午後に遅い朝食を」「dot」「僕らをつなぐもの」「鱗」。


ギター1本弾き語り。ライブでスタッフの目(耳?)に止まったというだけあって、声が良く出る。そしてMCも達者。高低かかわらず、ストレートとがなったようなハスキーが混ざる歌声なんですね。CDよりもその特徴がはっきり分かる*1。ダミるとこはあまり好みではないんだけども、高音ですーっと伸びるあたりはとても気持ち良い。そのあたりが「僕らをつなぐもの」によく出ていて、聴いててとても心地よかった。やっぱりライブがいいってのは良いよ。
6/6に出る新曲「鱗」をちょうど前日にレコーディングをしてたそうで、2枚目からさっそく亀田誠治プロデュースってとこに事務所の戦略を感じないこともないのでスガ(←一発でこの変換ですか私のIMEは)、ミニアルバムに入ってる5曲とはまた違ったドライブ感のある曲で、亀プロデュースでどう料理されて出てくるかかなり気になります。


オーガスタのわりには、ひねった曲が少ないかなぁ。稼ぎ頭あたりと比べて、わりと素直なんだよね、曲が。まだ10曲も出てないので、今後シングルやフルアルバムなりでどんな手を出してくるのか期待して見ていたいと思います。

*1:出口でもらったフライヤーによると「鋼と硝子でできた声」というらしい