焼きりんご
ここ数週間の土曜の朝：目が覚める→目覚まし時計を見る→時刻を確認し焦って立ち上がる→でも身体がいまいち動かない→今日は何曜日だったか思い出そうとする→携帯で日付を確認する→カレンダーを見る→深呼吸→寝る。たまに平日おなじことをやらかして半休する。
そんな遅くまで起きてるのが悪いって分かってるんだけど、平日は眠っている間もいつ目覚ましが鳴るのか恐がっているみたいで、だから土曜の午前中に何もないことの解放感ったらないね。ひたすら寝たいだけ寝る。昼まで寝る。
甘いものは苦手だけどくだものは別。寝すぎた罪悪感と寒さから、カフェオレ飲んであったまりたくなった（こんな時はもちろんカフェオレボウルで飲むのだ）。りんごりんご、と早めに家を出たら、あとで乗る予定だった中央線が止まっていて焦る。迂回してたら渋谷に行ってる暇ないしなー、って頭で経路計算しながら、ついったで運行情報を確認してると*1 乗り換えの前に運転再開の報があり予定通り渋谷へ向かう。
マメヒコの大テーブルにはすでにクリスマスツリー。灯し火ケーキでもいいなぁって考えてたけど、聞いてみるとちょうどあと5分でりんごが焼きあがるというので、もちろんアイス付きで。
りんごまるごとってどうやって食べるのが一番うつくしいんだろう。いわゆるみかんの房型八つ切り状態に上からざくっとナイフを入れたもんだから、芯部に詰まったバターとラム酒とシナモンが一気に流れ出てしまって、それはそれでりんごをからめながら食べるのが美味しいんだけど、上から掘るようにして球体の中で完結させるってのもいいなぁ、難しそうかなぁ、でも果肉がしっかりしてるから出来そうな気がする。今度試してみよう。
