夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

川口葉子・藤田一咲・三枝克之 「本のお茶」

本のお茶―カフェスタイル・岡倉天心『茶の本』

本のお茶―カフェスタイル・岡倉天心『茶の本』

岡倉天心茶の本」を現代のカフェスタイルに合わせて平易なことばで訳したもの。帯の推薦文は"違いがわかる男"宮本亜門。写真と文章が半々で、写真だけ見てもOKだし、文字ページも余白が多めのレイアウトになっているので、ぼーっとしたいときにパラパラ見るのが良いかも。最後のほうに出てくる萎れた花の散る写真*1、前ページの文章から続けて読むと衝撃。


偉大なものはささやかで、ささやかなものは偉大です。
自分が内心自慢に思っていることが、いかにちっぽけなものか。
そのことに気がつかないひとは、
たいしたことはないと軽んじている他人の"たいしたことのなさ"が
ほんとうはどれほどすばらしいかを見すごしてしまいます。


(p.19)

自分自身が美しくなければ、美しいものに近づく資格はない


(p.190)

某ブログで藤田一咲氏の顔を初めて見て、ギャップありすぎて笑った。勝手にロマンスグレイなカメラ好き親父のイメージでいたのに、長髪だったとは。


この本のイントロ的ムックもあります。

*1:ちょっと藤原新也っぽい