夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

読書状況

いろいろ書いてたこのあたりにアクセスいただいているようなのですが*1、今読んでるのは、桜庭一樹桜庭一樹読書日記」。その読むスピードに驚かされる。風呂入ってる間に1冊上がって1冊とか、4,5冊まとめ買いして一晩で読むとか、どんだけ長風呂だよ!1日何時間だよ!2時間半かかってこの本半分(150ページくらい)しか読めてない俺にはウラヤマシス。出てくる本はミステリが多くて、古典や海外ものをほとんど読んでいない俺の知らない面白そうな本が世の中まだまだたくさんあるなぁ。読書欲が湧いてきたぞー。でも、まだ物語にはついていけない。短編か対談かマニュアルか生活系、あと雑誌。脳的もやしっ子。


通勤中はサイモン・シン「暗号解読」。下巻の公開鍵暗号の発明あたり。暗号と言っても数式はほとんど出てこない(mod(割り算のあまり)程度)。戦争中の命がけの通信傍受合戦、何人もの天才が少しずつ鍵を見つけていく古代文字の解読、同時期にアメリカの東と西で起きていた画期的暗号法の発見、といった暗号に関わった人々のドラマが超おもしろい。「あたし理系苦手だしー」とか言ってる人にもおすすめ。



暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読(上) (新潮文庫)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)

*1:「CONTENT'S FUTURE」をディジタルデータかしてWebにアップしてる人がいたので、買うほどじゃ…という人(をい!)は見てみるといいかも→http://blogs.itmedia.co.jp/mohno/2007/08/post_b7a7.html