乙一サイン会
行ってきました。あのフロアのどこでサインをするのかと思ったら、経済棚と語学棚のあたりにテーブル出してやってました。店内の半分くらいサイン会関係者で埋まってたんじゃないでしょうか。なんか、インストアライブの後の即売握手会みたいな雰囲気でしたよ*1。参加者はルミネ2で100枚、1で10枚(?)、当日券40枚の全部で150人くらいか。ABCのサイン会では毎度のことですが、翌日あたりにサイン本が数冊並ぶと思います*2。
どうも場違いな感じが拭えないので、遠目で眺めてさっさとサインもらって帰るつもりだったのに、女子の熱気にあてられて、階段に整列するころにはちょっと動悸が激しくなったり。同年代男子にドキドキするなんて久しぶりだわ〜*3。名前をひらがなで書いてくれるので、本名フルネームにしてみました。書き終わった後に会釈するパターンが、私のときは次の人の分を催促されていて「そのままスルーか?」としょぼーんになったら、ちらっとこっちを見て律儀に軽く頭を下げるもんだから、ちょっと頬染めてみたり*4。貴重な経験をさせていただきましたわ。結局、最後までいてしまった*5。
著しく偏見を含んだ見方で、客層は
- 高校生女子 →手紙を渡す
- 大学生女子 →物を渡す
- OLっぽくない社会人女子 →物を渡す、もしくは今日の仕事の休み時間に書いた手紙を渡す
- ミステリ系 →その場でオフ会が始まる
って感じかなあ。
「見たかった」と言う友人のために言うと、第一印象は「うわっ、青葉山中央食堂*6にいそうな感じ*7だよ」でした。再来週のゼミ発表のためにそろそろ実験しなくちゃ、とかそういうの。研究室の後輩にいそう*8。普段は淡々としてるけど駅伝大会*9で地獄坂*10登っちゃいそうな。顔は検索して写真見てね、ってとこだが、なんかねぇ、きざしさん*11を薄めて、骨太にした戸田さん*12を足して、健康にしたたけうちくん*13をまぶした感じです。羽住さんは、みーちゃんの友達×2を足して割って、隠し味ににそりまちさんを効かせた感じでした*14。
佐藤友哉がいたらしいですが、最近のメフィスト系作家は全然顔知らないので*15どれだったんだろう。終わってから漫画レジ横で編集者っぽい人と挨拶してたスーツ着た丸顔の男?
これから積読の「ZOO」と「GOTH」*16を読もうと思います。
*1:インストアは男性ミュージシャンばかり行くが、作家のサイン会は女性ばかり(というか山田詠美くらいしかいかない)なので比較しにくいのだが、だいたい対象男性に対する女子ファンの反応は同じようなものなのかもしれない
*2:会場には「30冊ある、取り置き可」と書いてあった
*4:書いててちょっとはずかしい
*5:すでにその時には両手で「失はれる物語」と「後巷説百物語」と「モダンガール論」と「広告批評」を抱えていたのだが
*6:某大学工学部キャンパス中央部に位置する食堂+生協+喫茶のある建物。7年前の春、ここの生協で1週間のうちに「姑獲鳥」から「絡新婦」まで買った(もちろん1冊読んで1冊買う方式だ)ことが、その後のそっち系コミュニティに足を突っ込むきっかけになり、現在の交友関係に発展するとは思いもよらなんだ
*7:チェックのシャツ・メガネ・いまどきケミカルウォッシュジーンズ・シャツの裾ははズボンの中!ってのもよくいる
*8:そういう中で長年暮らすと、比喩の語彙が貧弱になってるね
*9:某大学工学部内で系ごとに行われる秋の恒例行事
*10:山の上にある某大学工学部キャンパスへ行く途中の坂
*11:お仕事ごくろうさまです
*12:元気ですか?
*13:就職した?
*14:あくまで、一瞬の見た目の印象です。私は、2回以上会わないと人の顔をおぼえられません
*16:漫画版は読んだ