夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

複雑。

今回の展示でメインとして出す予定のものと、全く同じ場所で同じものを撮った写真が、某写真雑誌の公募展で準大賞になっていた。ページをめくった瞬間、え、なんでこれがここに?って心拍数が倍になるくらい驚いた。たしかに、あの場所であれを見たら撮りたくなるだろうと思う。その方のサイトで確認したら、撮影も同じ年。だから本当に偶然なんだろうとは思う。でもなぁ、こっちはシロウトでむこうは一応職業写真家だし、それにこの方は多分、あいだに写真学校のボスを挟んだら繋がっちゃうくらいテリトリーが近い。かなり気に入って名刺に使ったりしてた写真だから、なんだか複雑な気持ちだ。街撮りしてればこういうことはあるんだろうなぁ…… おおっと、この雑誌の特集がまさに「都市を撮る」でしたよ。これはちょっと、引き寄せの法則的ななにかあるんだろうなぁ。



展示するものはもう変えられないし、別に同じだからって私がちぢこまることはない。むしろ、こういうものを撮れば評価される、と思って自信を持とう。この1枚だけが私の作品じゃないのだから、この先もっと良いものを作ればいいだけのことだ。起きていることはすべて正しい、って、そう思うことにした。